世界の港を旅してきた貨物用の木製パレットに使われていた板を再活用した『パレット古材』をフル活用したオフィス空間をご紹介します。施工を手掛けたのは、古材と左官で男前な世界感をつくりだすのが得意な工務店T-plaster(ティープラスター)。
そのアレンジ術、とくとご覧ください!
どーんと倉庫のような天高のある鉄骨造の空間。正面の大きなガラス開口部を取り囲むように、『パレット古材』を貼り巡らせました。
元々、個体差の激しい『パレット古材』。ただ貼り合わせるだけで、木々の縞々グラデーションに。とはいえ、それぞれの板の配置のバランスなどはセンスがいりますよね。これだけで、アートを飾っているような迫力があります。
手前のテーブル天板も同じ『パレット古材』をリメイク。壁面も、天板もウレタンクリアを施しています。
ちなみに『パレット古材』カウンターの奥は、ブルーのモールテックスの作業台になっていました。モールテックスって実はすごく色々なカラーバリエーションがあるんですよね。
いかがでしたか?いたるところに使われている『パレット古材』たち。同じものは一つとしてない、その古材たちの表情を生かした、オリジナルの什器や建具。加工に手間はかかりますが、既製品には出せない味わいがたまりません。
こちらの建物、2階はブースのあるオフィス、3階はコワーキングペースになっているとのことで、そちらもちょっとのぞいてみましょう。