みなさん、家づくり妄想してますかー?
あっという間に2026年も2月中旬。立春を越えると、寒さも厳しくなる中、道中に梅が咲きはじめ、花屋の店頭に、桃や小手毬が並びだすと、春の訪れを感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんの家づくりのお供になれたらという思いで、毎年秋に最新号を発行しているtoolboxのカタログ。最新の2025-2026年版、今年は表紙まで衣替え!「春編」に切り替わりました。
毎年表紙は1パターンのみなのですが、なぜ、今年は冬編と春編、2冊で表紙を切り替えたのか。カタログ表紙の「妄想の家」に掛けた、今年の思いを簡単にご紹介します。
今年の妄想のテーマは、「自分の寿命とともに自然に朽ちて土に還る家」
toolboxカタログは、家づくりの妄想を手助けし、実現するためのアイテムをおよそ1000点掲載したものです。
毎年切り替わる表紙は、toolboxスタッフ一同による「妄想の家」の発表会を行い、その上で、今年の「妄想の家」のテーマを決め、イラストで表現しています。
2019年から、毎年、そんな流れで、雰囲気の異なるカタログをつくりつづけてきました。今年で7冊目となる、最新カタログ2025–2026年版が、2025年11月にできた時の思いを伝えた記事はこちらです。
今年象徴的だったのが、「自分の寿命とともに、自然に朽ちて土に還る家」という考え方。
資産性とか、将来親から子に受け継ぐとかを考えずに、自分の人生とともに朽ちていき、最後は自然に還る。それくらい軽やかに、家と付き合いたい、というもの。
頑丈で安全であるべきという建築本来の役割とはいっけん矛盾しますが、最初からつくりこまず、自分自身の変化に合わせてアップデートしていける。家って本来そういうものだったと思います。どんな家に住むかというハード面に重きを置くのも大事ですが、誰と住むか、自分には最低限何があればいいのかを見つめ直して欲しい。
そんな思いを込めた「妄想の家」を描く時に思いついたモチーフが、冬編で表現した「氷と雪の世界」でした。
朝陽がのぼり、光が反射する氷柱や樹氷……はかなくも美しい冬にだけ見られる氷の世界。もちろん、地域によっては、積雪により大変な生活を強いられている方がいらっしゃり、キレイなだけではない大変さも理解していますが、それでも、四季を感じられる日本に住んでいるからこそ、より特別に思える冬の間だけの景色だと感じています。
そして、厳しく寒い冬を越え、立春が過ぎると春がめぐってくる。
その冬から春にかけての季節の変化も合わせて表現したいと、今年は最初から、冬編、春編の2パターンでいこうと決めていたのです。
昨秋の最新カタログ発表時点では、ネタバレとなるので隠しておりました。こんな冬っぽい表紙、夏の猛暑になったら、どうするんだとと、密かに心配してくださったみなさん(そんな方がいるのかも、不明ですが⋯⋯)
ご安心ください!立春を迎え、カタログも春を迎えることができました。
雪解けからの春を迎えて
カタログの表紙のイラストは、舞木和哉さんが描いてくれています。
ひとつ前の2024-2025年版の砂漠の世界に雪が降り、DJで踊ったりと室内で楽しく過ごしていた氷の家。春を迎え、雪解けとともに、生命力溢れる春の山菜や草木がぐんぐんと家を取り巻きはじめました。
実はこのモチーフも、スタッフの妄想の家の発表で出てきたもの。
こごみの一部が、「バスシャワー」になっていたりと、舞木さんとアイデアを練り上げ、冬から春へと変化を感じられるような楽しい世界観を描き出しました。
今年は、表紙全体に絵の具のしぶきを散らしたような、スパッタリングの技法で、雪と春の息吹を表現したのもご注目いただきたいポイント。こんなことしたい!という思いを、カタログのデザインをお願いしているデザイナーの加納大輔さん、和田悠馬さんが見事表現してくれました。
毎年、限られた予算の中、印刷の表現についても新しいチャレンジがしたい、という我々の無茶な願いを叶えてくれる最強の外部パートナーのみなさまとともに、毎年カタログがつくられているのです。
年度末に向け家づくり中のみなさんは、あれ?また違うカタログでた!?と混乱させてしまったかもしれません。中身は水色の冬編と同じものですので、ご安心ください。
これから、家づくりをする皆様、ぜひこのカタログを御手元に取り寄せていただき、妄想を広げるお手伝いができたら嬉しいです!
※2025年11月以降発売となった新商品は、こちらのページからご確認いただけます。
カタログ請求方法
最新カタログは、こちらのページからPDFのダウンロードか、WEB無料請求が可能です。
東京・大阪のtoolboxショールームでも配布中です。