飾るも楽しむ、X’masリースワークショップ開催

日が暮れるのが早くなり、師走の足音が近づいてきています。

冬用のスリッパに変えてみたり、あったかいブランケットをだしたりと、冬支度をしはじめる方も多いのではないでしょうか？

toolboxのショールームでも、季節ごとのお花やグリーンを飾っています。花が主役！という見え方ではなく、キッチンの片隅、洗面脇など、日常の中でふと目に留まるところに、さりげなく。その時合わせる、花やグリーンの種類や、花瓶、飾る場所によっても、背景となる素材が引き立ったり、このコーナーの雰囲気が変わるのがいいところだと思っています。

ただ、12月は、やはりちょっと特別なシーズン。一年に一度、クリスマスに向け、ちょっとワクワクしはじめる時期。そんなクリスマスシーズンに向け、掛けて飾って楽しめるグリーンを取り入れて、インテリアを考えるきっかけづくりになればと、クリスマスリースづくりを企画しました。

魔よけの意味もあり、玄関ドアに飾るのが定番のクリスマスリースですが、みなさんなら、リース、お家のどこに飾りますか。

もみの木やヒノキなど針葉樹だけでつくった、クリスマスらしい雰囲気のものと、有機的に飛び出す枝もユニークな、複数のシルバーグリーンのユーカリをミックスしたもの。2つを、ショールーム内の色々なところに飾ってみました。

『クラシックリブパネル』の上に取り付けられた『タイニーブラケット照明』に引っ掛けて。夜の灯が落ちた時は陰影が印象的に。有効ボードの引き戸には、つい回りにも小物をコーディネートしたくなります。

白い羽目板に合わせると爽やかに。逆に、モルタルとあわせると、詫びさびな世界観。

壁に直接フックをつけなくても、例えば大きめの壁に立て掛けた板や額縁にS字フックを引っ掛けたり、テーブルに平置きしたり。同じリースでも、掛けたり、置いたりする場所によって色々な見え方をして「アシンメトリーの雰囲気もいいな」「木の雰囲気もいいけど、タイルもいいいなぁ」なんて、インテリアとその背景となる素材に思いをはせるきっかけになれば嬉しいです。

今回、リースづくりを教えにきてくれるのは、toolbox東京・目白ショールームから徒歩10分程のところにある、花屋 Hljóð（ヒュウド）の店主、齋藤拓磨さん。

2025年の10月でオープンから1周年を迎えた「Hljóð」ヒュウドは、アイスランド語で、「音」と「静けさ」を意味する言葉。お店のオープン日金・土・日曜日。営業時間は、日が暮れるまでで「冬はどんどん営業時間が短くなっちゃいます……」という、不思議なお花屋さんです。

古いコンクリート造の建物をリノベーションした空間は、細いスチールのサッシの佇まい。にぶい光を放つ使い込まれた真鍮のドアノブなど、建物の1−2階をうろうろするのも楽しく、ギャラリーのようにゆっくりその場に留まりたくなる魅力をもった場所。

そのセンスはもちろんですが、空間を活かしたお花の飾り方がいつも素敵なんです。

今年の9月に行った 「My Favorite Place MEJIRO」というイベントでも、ご一緒したご縁から、今回一緒にワークショップをやりたいとお声掛けしました。

今回つくるのは、定番のクリスマスツリーリース。大きさは、30cmくらい。

ヒュウドセレクトの、深いグリーンの針葉樹、ユーカリなど、ドライになる葉物を中心に、松ぼっくりなど、クリスマスを感じる飾りも用意してくれます。

当日は、まずは、家の中のどんな場所に飾ろうかと、ショールームを見学しながら、妄想を膨らませ、地下のスペースで作業スタート。

見本の同じものをつくるということではありません。齋藤さんが用意してくれた、お好きな葉っぱを組み合わせ、オリジナルリースをつくれます。

温かいお飲み物とちょっとしたお茶菓子もご用意しますので、集まったみなさんと、ゆっくりお話をしながら、思い思いのリースをつくりましょう。お申し込み、お待ちしています。