ショールームでの体験を通じて日本の住宅を変えていく

街を歩いていて「どの家も同じような外観をしているな」と感じたり、物件サイトを眺めながら「どこも似たような内装ばかりだな」なんて思ったこと、ありませんか。
私たちの事業は、そんな今の住宅業界に対する疑問から始まりました。

住む人自身がもっと自由な感性で好きな素材を組み合わせ、自分らしい空間を選び取っていけるような選択肢があってもいいのでは?その思いから、私たちは建材の販売、空間づくり、メディアの発信という側面から事業を展開しています。

中でも私たちのショールームは、スタッフとのコミュニケーションや実際の建材に触れて組み合わせる「編集体験」を通して、お客様が自分の理想の住まいに一歩でも近づけるよう導く場所。単に商品を展示する場所ではありません。

ショールームを訪れることで、一人ひとりが自分の感性に沿って、自由な家づくりを楽しむきっかけになる。そんな人が増えていけば、日本の住宅に少しずつ変化を起こしていけるはずです。私たちは、そんなショールームを一緒につくっていける仲間を探しています。

自分らしく、思い思いの家づくりを後押しする存在

セールススタッフの仕事は、お客様が潜在的に持っている「理想の家づくり」を一緒に見つけ出すことです。訪れるお客様のフェーズも様々で、これから家づくりを始めたい人や既に進行中の人、今の家に少しずつ手を加えていきたい人、どの段階のお客様に対しても、その時々の最適な提案やアイデアを提供しながら、私たちだからこそ届けられる価値を見つけていくことを大切にしています。

家づくりは一度きりで終わるものではなく、暮らしながら手を加え、更新していくもの。そんな思いから「アフターリフォームカルチャーの創出」を掲げる私たちにとって、そこには成功も失敗もないはずです。ショールームに来ることで、家づくりは自分らしく、思い思いに進めていいんだ、という前向きな気持ちにつながればと思います。

その考えに共感し、自分の施しで「自分の暮らしを、自分の手でつくっていくのが楽しい」と感じてもらえるような空気を生み出していける人と働けると嬉しいです。

戦略性を持ってショールームの未来を考え、アクションに変えていく

接客業務のほかにも、ショールームという場所を活かした戦略的な取り組みにも力を入れています。その試みのひとつとして、今年9月にはインディペンデントレーベルである「カクバリズム」のレコードショップ「Test and Tiny」とのコラボイベントをショールームで開催しました。

まだtoolboxを知らない人たちに気軽にショールームに足を運んでもらいたい。そんな思いから、「どんな人たちにtoolboxと出会ってほしいのか?」「その人たちは普段どんなものに関心を持っているのか?」といった問いを起点に、”音楽”と”暮らし”を繋ぐ企画を立ち上げました。

聴くのはもちろん、集めたり飾ったりというレコードならではの楽しみをtoolboxのショールームに落とし込むことで、住空間を楽しむ私たちの思いに少しでも共感してもらえたら。レコードカルチャーを嗜む方たちとtoolboxの親和性を探りながら進める企画でした。

こういった、toolboxとお客様の出会いのきっかけの場として、ショールームをどう活用していくかという目線での取り組みは、これからも続けていきたいと思っています。

入社後は、このような企画をどんどん生み出していってほしいですし、企画を通じてショールームもtoolboxの可能性も広げていけるポジションだと思います。積極的にアイデアを出してもらって、一緒にショールームの可能性を広げていきたいです。

カスタマイズ心を刺激する、キッチンからはじまるカルチャーの創出

また新規事業として、好みや調理スタイルに合わせてパーツを組み替えたり追加していきながら、「自分仕様のキッチン」をつくることができる「カスタムキッチン」の販売を構想しています。子供のころ親しんだプラモデル、着せ替えや、スマホケース、さらには自転車や車など、パーツを少しづつ変えながら自分仕様をつくりあげるイメージに近いかもしれません。

愛着を持ってつくったキッチンをマイホームの中心に置いて、時間をかけて手を加えていく。その時その時の「自分らしいキッチン」を囲んで、家族や仲間と料理や食事を楽しめたら、そこで過ごす時間がよりポジティブで創造性のあるものになる予感がしませんか?

「共に料理をつくって、共にテーブルを囲む」

そんなキッチンダイニングで繰り広げられるクリエイティブな体験を、住空間のひとつのカルチャーとしてつくっていきたいと考えています。

そのために必要なのは、キッチンに関する豊富な経験と知識量を持って、お客様の理想のキッチンづくりに寄り添いながら、多様な角度から提案できる人です。
今回はセールススタッフとしての募集ですが、ショールームでの接客経験を経て、将来的には「キッチン接客のスペシャリスト」として活躍していける方も一緒に募集をします。

料理にはじまり、キッチンそのものや調理器具、調理家電、カトラリーや器まで…。キッチンにまつわるモノたちについ熱中してしまう、ある意味キッチンオタクのような人。自身の知識と経験を存分に活かして、住空間の中でキッチンがもたらす体験価値の創造に面白さを感じる人には、最適なポジションかもしれません。

キッチンからはじまる新たなカルチャーを、一緒につくり上げていく存在になってもらえたら嬉しいです。

ポジティブが循環するショールームチーム

現在東京・目白のショールーム運営は佐古と宮田の2名とパート3名を含めた5名体制。佐古は大阪ショールームもあわせて統括するマネージャー、宮田は昨年の12月に入社したスタッフです。
東京ショールームで働く2人から、チームの雰囲気やどんなスタンスで働いているのか、話を聞いてみました。

今のチームの雰囲気はどうですか?

佐古:ショールームチームは明るいってよく言われるけど、物事をポジティブに変換するのが上手な人が多い気がします。楽しくいるために、自分自身をちゃんと育てないとなという意識がそれぞれあるというか。これをやったら一回り成長できそうだぞって思ったら、チャレンジするし、しっかり踏ん張れるし。それをメンバーが応援してサポートしようと働きかけ合えるような関係性ができているように思います。

宮田:お互いの働きかけで言うと、素直に思ったことを言い合える関係性ができていると思います。その発言の根っこには「よりよくしたい」という意識が共通してあるからこそ、多少ネガティブな内容のコメントであっても、お互いが納得して前に進んでいけるような。そういう意味での「健全さ」のあるチームだと思いますね。

ショールームでの働き方は?

宮田:基本的に出社していますが、今は社員それぞれ週に1日は在宅勤務ができるようにシフトを組んでいます。在宅だとじっくり考えて進めたい業務に集中できるので、私にとってはその1日がすごく重要な時間になっています。

Test and Tinyのイベントを実現できたのも、このじっくりアイデアを膨らませる時間をもらえたことが大きくて。もちろん、ショールームでの接客を通じて気付く課題や浮かんでくる楽しいアイデアもたくさんあると思っているので、比較的お客様が多い土曜日は極力ショールームに立つようにしていますね。

チームを前進させる「ジェネラリスト」×「スペシャリスト」

これからどんなショールームにしていきたいですか?

佐古:個人の偏愛がtoolboxを作ってるとしたら、均すみたいなことはしたくないなと思ってます。

ショールームでは、「ムラのある接客」を大事にしています。スタッフも一人の人間なのでお客様との相性もありますし、知識や経験にも差があります。

もちろんお客様を迎え入れて接客する上での最低限必要なベースは水準高く持っていたいです。ただ、メンバーそれぞれが何か1つでも突出した得意ジャンルを持てていたり、自分の接客スタイルみたいなのを確立して、お客さまとのその場のセッションを楽しみながら、何ならお客様が「あの人」を目指してまたショールームに来るような。そんなムラが集まって私たちのサービスに付加価値を生んでいくチームにしていきたいですね。

宮田:私もみんなの個性を活かし合える集団にしたいと思っています。今は人が少ないからこそ、戦隊モノみたいにそれぞれが持つカラーを活かしながら、合体すれば何倍も大きな力を出せるようなイメージかな。自分の思いを発信すればしっかりそれを尊重し合える環境だと思うし、個々が持つ武器を生かし合いながらチームとしてできることを一つでも多く増やしていきたいなって思います。

そのために何が必要ですか?

佐古:これからtoolboxを知ってくださるお客様が増えていく中で、家づくりの前から後まで、長く関わっていくお客さまとどんな関係を築いていきたいかを出会いからデザインできること。広く「ショールーム」を捉え、お客様との関係性づくりにまで興味を持ち、カスタマーサクセスの意識がある「ジェネラリスト」的な面がある人だといいなと思います。

同時に、toolboxの家づくりが一般的な家づくりのスタンスとは異なってるとしたら、その違いを理解し、共感を得て引き寄せるには、”偏愛さ”のような「スペシャリスト」な側面も欠かせません。例えば自分の好きな音楽の話で友達と盛り上がるような、そんな感覚に近いです。

そんな「ジェネラリストでありスペシャリスト」のような方と一緒に働けたら嬉しいなと思います。

宮田:私は、今のチームでは「丁寧な心配り」がキーワードになると思っています。柔軟に相手の意見を受け入れようとする姿勢は大事ですが、自分の意見をしっかり発言できることも同じくらい大切だと思っています。そこにちゃんと相手を思う心配りの意識がある人と働けると嬉しいです。私も新しく来る人の思いもしっかり受け入れながらショールームの発展のために一緒に頑張っていきたいです。

求める人物像

建築や住空間に対する強い関心や住宅業界への課題意識がある
自分で考え行動できる主体性をもっている
向上心をもち戦略的に物事を進められる
既存の枠にとらわれない発想力と柔軟性がある
明るく誠実なコミュニケーションがとれてホスピタリティがある

募集職種

・セールススタッフ
・キッチンスペシャリスト

募集要項

応募資格
土曜勤務が可能な方
(※将来、日曜勤務の可能性があります。応相談。)

雇用形態
社員:長期的な雇用を前提とした1年毎の雇用契約更新 (※ 下部にて補足説明)
試用期間:3ヶ月 ( ※ 試用期間中の賃金が異なる場合あり)

給与
年収:390万円〜640万円
月給:279,000円(固定残業30時間5.3万円含む)〜458,000円(固定残業30時間8.7万円含む)

待遇・福利厚生
昇給:年2回の評価制度あり
賞与:年2回支給
保険:雇用保険、健康保険
年金:厚生年金
手当:在宅補助手当、家族手当
その他:交通費支給(通勤交通費は上限あり)、社販あり

勤務形態
勤務地
東京:東京都新宿区下落合3-14-16

リモートワーク:試用期間終了後は可。ただし出社要請にいつでも応じられること
休日休暇:週休二日制 (日曜ともう1日はシフト制)
日祝定休、年末年始・夏季休暇、慶弔・有給・育児休暇
勤務時間:9:30〜18:30を基本とし9:00〜18:00も可(休憩時間1時間)

※雇用形態に関して
入社後3ヶ月は試用期間とし、以後は1年毎の雇用契約を更新していく形となります。ただし、短期的・一時的な雇用ではなく、長期的な関係を継続することを前提としています。これは、プロフェッショナルとして一定の緊張関係を保つという考え方に基づいています。

終身雇用にリアリティがもてないこの時代にあって、期限を定めない契約すなわち正社員という形態は、適性がなくても、あるいは貢献や態度に問題があっても雇用が終了しないとされるものですが、それは組織全体の最適なモチベーション維持や会社の持続性に適さないとの考え方を持っているためです。
実態として、勤続年数10年以上のスタッフや、産休育休後に復職するスタッフも多くいます。

選考フロー

書類選考

一次面接

最終面接

内定

※2回の面接を基本とし、必要によって実技テストあるいは3次面接を行います。
※内定まで、およそ2ヶ月程度かかるスケジュールとなっております。

応募方法

「履歴書(顔写真付き)」・「職務経歴書」・「自己PR」の3点をPDF形式にてご用意いただき、専用の採用応募フォームよりお送りください。

自己PRでは、希望職種をご記入の上、なぜtoolboxで仕事をしたいかを、これまでの経緯や動機を踏まえ、ご自身の人柄が分かる内容をエッセイ形式で記述したものをお送りください。
ポートフォリオをお持ちの方は追加提出も歓迎します。

採用応募フォーム

応募締切:2025年12月7日(日)

また以下の記事の中で、toolboxショールームでの仕事について紹介しています。
ぜひご覧ください。

[働く人] 好奇心は仕事の糧。暮らしと仕事がなめらかにつながる生き方
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TOOLBOXで働く個性豊かなメンバーが、どのような想いで仕事と向き合い、どんな未来を描いているのかをインタビュー形式でお届けします。