「LDKリフォーム」ってなに?

自分らしい住まいにしたい!と、いざ家と向き合った時に、やりたいこと、気になるところはたくさんあるけれど、限りある時間と予算の中で、どこまで何をやったら良いかわからない。これは今やるべき?普通みんなどうしてる?そもそもそれは素敵なの?などなど、悩み事はつきませんよね。

「LDKリフォーム」とは言葉の通り、「LDK」と「リフォーム」という聞き慣れた言葉を組み合わせた、キッチン含むリビングダイニング空間のリフォームのこと。

はじめから家の中ぜんぶを変えようとしないで、施工場所をフォーカスした、部分リフォームからスタートするという方法もありかもしれません。

LDKの使い方や過ごし方は、家族によって本当にさまざま。暮らしの中心ともいえる空間だからこそ、自分の思いを形にすることで、その家らしさを表す場所になると思うのです。相談会ではそんな「LDKリフォーム」の相談を受け付けています。

今回は、その一例として、実際に手を加えた事例をご紹介します。

工事後。リビングと寝室の間に造作のテレビボードを新たに設置。天井が地続きなので閉鎖的になりすぎず、ゆるやかにエリアを仕切っています。

工事前。もとは部屋の中央に間仕切り壁があり、奥側のスペースをリビング、手前をダイニング、リビングの隣室を寝室として使用していました。

まずこちらは、「子供の成長とともに個室が必要になり、これまで寝室として使用していた個室を子供部屋へ。結果として夫婦の寝室をLDKの中に作る必要が出てきましたが、空間を窮屈にはしたくない」というお客様。

そこでLDKが窮屈になりすぎないよう、壁を隔てずに造作のテレビボードを新たに設置して、寝室エリアを家具でゆるやかに仕切りました。子供部屋となる個室には大きな室内窓を取り付けたことで、リビングからの光も届き、空間にも抜け感が生まれています。

 

寝室側からテレビボードを見たところ。裏側にも収納スペースを確保しました。

ベッドのサイズに合わせてテレビボードの幅を決めているので、リビングからはベッドが視界に入らず、空間にゆとりを感じられます。

子供部屋側から見たところ。ガラスの種類を上下で変えて、光を通しながらも視線は遮る工夫。

工事後。使い勝手と好みに合わせて、レンジフードや吊り戸棚などのアイテムを変えています。

工事前。キッチン本体は既存を再利用し活かしています。

また、使い勝手は問題ないものの少し味気のなかったキッチンも合わせて手を入れていきました。本体は既存を再利用して活かしつつ扉の色を変更。ダイニングテーブルの素材感にあわせて、上部の吊戸棚もオープンな棚と『ラーチの吊り戸棚』の組み合わせに変え、シンクの脇には新たに半円型のシェルフを設置しました。壁には深いグリーンのタイルを貼り、空間のほど良いアクセントになっています。ご自身で選んだお気に入りのタイルが眺められて、以前よりもキッチンが好きな場所になったそう。

大きく間取りを変えず、フローリングやキッチンなど既存を活かせるところは活かして、必要な部分に手を加えながら全体の雰囲気が変わったのではないでしょうか。

工事後。木の表情が豊かなパーケットフローリングにモルタル仕上げの造作カウンターを合わせて、素材感たっぷりなLDKに!

工事前。全体的にホワイトで統一された、シンプルな内装でした。

続いてこちらは、「フルリノベーション済みの物件を購入したものの、オーソドックスなしつらえに物足りなさを感じていた」というお客様。

リノベ済みということもあり大掛かりな間取りの変更は行わず、ぬくもりのある素材感を大切にしながら、床やクロスなどの仕上げ材、キッチン、建具などのアイテムを好みのものに変更。赤みがかった色に着色したパーケットフローリングを床全面に貼って、キッチンや建具の色味もトーンを揃えることで、空間にまとまりと奥行きが生まれています。窓際にあったレンジフードは背面に移動したことで、窓周りの解放感もアップ。光が入りやすくなったことで、料理時間もゆったりと気持ちよく過ごせそうです。

その名も「LDKリフォーム」

ご紹介したリフォームの事例は、暮らしの中でも多くの時間を過ごすダイニングとリビング、キッチンをひとまとめに改装したもの。わたしたちはそれを「LDKリフォーム」と呼んでいます。

リフォームを検討される際には、気になる箇所があれもこれもと出てきて、予算の振り分けも含め一体どこから進めて良いかわからなくなることもあります。そんな時は一度で全部を変えなくても大丈夫。ひとまずLDKからスタートしてみてはいかがでしょうか。

暮らしの中心とも言える「LDKリフォーム」。どんな風に暮らしたいか、その家らしさが表出してくる場所です。

まずは、相談してみよう

toolboxのリフォームは、自分の好みや暮らしのステージに合わせて、ちょっとずつ模様替えしていくようなもの。

ただ、そんなちょっとした模様替えであっても、今までtoolboxの商品を販売し使ってきた中で見つけてきた素材の組み合わせを駆使しながら、既存との違和感のない繋がり方を探り、巾木はどうするのか、ここのコーキングの色は…といった細部の納まりまで気を配って空間を調整していきます。

実際に工事をお受けする際は、toolbox工事班がお打ち合わせから設計、工事までを一気通貫で担当させていただきます。ご希望とご予算、そして既存の状況を睨めっこしながら優先度の取捨選択をお手伝いし、バランスをみながら、最適なあり方を一緒に考えていきましょう。

ご相談いただける工事内容
・キッチンを含むリビングダイニングのリフォーム
(上記付随して浴室/洗面/トイレ/床壁の張替/建具の変更/間仕切り撤去/収納造作などの工事も対応可能です)
・ご予算300万〜(目安)
・東京23区および近郊
・工事の実施まで3ヶ月以上お待ちいただける方

大まかな流れ
・ご希望、お悩みのヒアリング(相談会)
・現地調査
・お打ち合わせ(3回を目安に間取り・仕様の決定まで)
・工事請負契約(内容/工期の確定)
・工事準備-着工-お引き渡し

ご用意いただきたいもの
・現地住所
・現状の間取り図
・現状の写真
・ご希望の工事内容
・ご希望のイメージ
・ご希望の工事実施時期
・ご予算上限
・toolbox工事へのご期待・ご要望をお聞かせください

リフォーム相談会

2025年 5月24日(土) 10:00〜15:45(4組)

2025年 5月26日(月) 13:00〜16:30(3組)

場所
東京・目白ショールーム(地下スペース)
東京都新宿区下落合3-14-16

相談ご希望の方は、ショールーム「ご相談予約フォーム」のメニュー「リフォーム工事相談会」からご予約ください。

今回紹介した事例はこちらからご覧いただけます↓

リノベ済みをリフォーム!
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テキスト:徳山