佐井寺の家/一色暁生建築設計事務所
photo by Benjamin Hosking
昔ながらの日本家屋を思い起こさせるようなリビングダイニング。土地の低い東側に向けて大きな開口と縁側を設けたことで、隣家と視線も重ならず、自然と意識が外へと向かうようになっています。
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外観は、日本家屋と現代的なメーカー住宅の要素がバランスよく取り入れられた、2階建てに切妻屋根というシンプルな佇まい。昔ながらの日本家屋のような趣を感じさせながらも、どこか親しみやすい雰囲気も漂います。
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宙に浮いているようなミラー。中央ではなく、少し右に寄せた位置で1本のパイプに支えられているプロポーションが絶妙な違和感を生み、自然と視線を引き寄せます。
photo by Benjamin Hosking
2階ホールには広々とした洗面スペース。ミラー越しの大きな窓からはたっぷりと光が差し込む、開放的な空間です。東向きの窓から差し込む朝日を全身に受けながら、身だしなみを整える。ぼんやりとした頭もすっとほどけて、気持ちよく一日をスタートできそうです。
photo by Benjamin Hosking
ここには『陶器の手洗い器 丸350 マットホワイト』と『壁付けセパレート混合水栓 洗面用 サテン L178』を採用していただきました。手洗い器は一般的な洗面器よりも小ぶりなサイズ感で、ラウンドした形状も相まってコンパクトな空間にもスッキリ納まります。サテンの水栓は控えめな光沢で、杉やラワンといった木の落ち着いた雰囲気にもすっと馴染んでいます。
photo by Benjamin Hosking
キッチンはシステムキッチンのまわりを杉のカウンターやラワンの腰壁で囲いました。素材感の異なる設備機器の周りに木の要素をプラスすることで空間全体とも溶け込んでいます。
photo by Benjamin Hosking
料理好きのご夫婦のために、家の中心にキッチンダイニングをレイアウト。自然と人が集まり、料理をきっかけに会話が広がるだけでなく、どこにいても家族の気配が感じられる、家の軸となるような場所が生まれていました。
photo by Benjamin Hosking
リビングの一角には地窓があり、それを塞ぐ板戸は折り畳んで天板の切り欠きに収めることで、テレビ台と一体のように収納できます。使うときだけ機能が現れ、不要なときは空間に馴染む。そんな日本建築の柔軟さから着想を得て考案したものだそう。
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昔ながらの押入れは軽やかに空間に馴染んでいます。たっぷり収納ができる形状はそのままに、少しだけ宙に浮かせることで、空間の広がりを確保しつつ圧迫感も感じさせません。