“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア

“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.4
床は無塗装のラワン合板、壁天井はコンクリートの躯体現し。変えたくなったら自分で床材を貼ったり壁を塗ることにして、仕上げ材分をコストダウン。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.1
キッチンとバススペースと居室が同居するワンルーム空間。住まい手が自分に合う形を長年研究して行き着いた間取りです。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.2
「閉塞的な浴室と脱衣室が苦手」という理由で、オープンにした浴室。スクリーン代わりの白布に映した映像を眺めながら入浴できます。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.3
窓から距離を開けてカーテンを取り付け、窓辺を猫がくつろぐ縁側的空間に。天井際にはコンセントを取り付け、見守りカメラやスマートカーテンの装置を繋いでいます。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.5
必要な機能だけを備えた、ミニマルなキッチンとテーブル。「油を使う料理をほとんどしない」から、レンジフードは取り付けない選択をしました。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.6
キッチン水栓に選んだのは、吐水口のヘッド部分をプッシュして水の開け閉めができるもの。手が汚れていても操作しやすく、レバーがないのでレバー周りに水が垂れることもありません。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.7
キッチンの脚や壁に這わせた電線は、鋼管もモールも使わない、「露出配管」ならぬ「露出配線」に。後からコンセントを足したくなった時に工事がしやすいように、と選択したスタイル。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.8
バススペース周りの板壁は耐水合板を使用の上、FRP塗装をして防水。入浴中でも対応できるように、インターフォンはバススペースの壁に設置しています。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.9
オープンなバススペースに選んだのは、操作部もシャワーヘッドもデザインが端整なシャワー水栓。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.10
仕切りなく居室とつながったバススペース。モルタル仕上げにした床の一角を、愛猫の水飲みスペースとして活用。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.11
一瞬「え?」っと思う、逆さまに取り付けられたドアハンドルは、猫が飛びついて開けないようにという工夫。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.12
「閉塞的な空間が苦手」と、トイレは玄関と一体化して開放的な空間に。一人暮らしなら玄関ドアを外から勝手に開けられることはないので、個室だとも言えますね。
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア Vol.13
「濡れた傘を広げて干したい」という希望を叶えるため、横に間口を広く取った玄関。正面の背の低い開口は、クローゼットを兼ねるランドリールームへの出入り口。
事例情報
所在地

東京都港区

物件種別

マンション

床面積

42㎡

建物竣工年

1981年

リノベーション完了年

2024年

設計

ツールボックス工事班(TBK)

施工

ツールボックス工事班(TBK)

居住者構成

単身

プロ情報
ツールボックス工事班|TBK

toolboxの設計施工チーム。住宅のリフォーム・リノベーションを専門に、オフィスや賃貸案件も手がけています。ご予算や目的に応じ、既存や素材をうまく活かしたご提案が特徴です。

オーダーメイドリフォームのご相談はこちら→TBKに相談する
リフォーム相談会定期的に開催中 詳細はこちら→コラムを読む

※毎週水曜日の13時から15時まで、東京・目白ショールームに施工チームがいます。工事に関するご相談も承っておりますので、この時間もご活用ください。

関連する記事
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア
“家とはこういうもの”に捉われずつくり上げた、私だけのユートピア
お風呂に壁なし、洗面脱衣所なし、トイレのドアもなし。42㎡の中古マンションを買って「理想の家づくり」に臨んだ30代のマリコさんがつくり上げたのは、ないない尽くしのワンルーム。“家とはこういうもの”から解放された住まいはどのようにして生まれたのか、マリコさんにお話を伺ってきました。