理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント

理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.4

撮影:Masanori Kaneshita

ラワンで造作した箱型のクローゼット。空間の繋がりを残したいと、上部を閉じないつくりに。天井に広がる間接照明の光が広がりと奥行きを感じさせてくれます。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.6
リビングとワークスペースの間にDIYで設置した本棚。棚板の幅・梁下いっぱいに本の詰まった景色に惹きつけられます。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.7
躯体現しの天井に走る水道の配管に手芸用の生地を巻いて。そのままだとただの配水管でもちょっとした遊び心でお部屋のアクセントに。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.3

撮影:Masanori Kaneshita

洗面の床・壁をピンクで塗装。解体して出てきた躯体の凹凸部分はあえて塗らずに見せて。照明やタオル掛けなどの小物で合わせたブラックも効いています。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.1

撮影:Masanori Kaneshita

鮮やかなブルーの塩ビタイルとモルタル調、オープンな空間を床材の違いでゾーニング。また、天井も躯体のままと白塗装と分けることで、それぞれ違った居心地を味わえます。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.8
リノベーション前はトイレだったスペースを洗濯機置き場に。置いたり引っ掛けたりできる『ハンガーラック』で洗濯機上の空間を有効活用。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.5

撮影:Masanori Kaneshita

病院などで使われる吊下げ型のカーテンレールを寝室の間仕切りに。収納の目隠しも兼ねた仕様になっています。
理想は一日にしてならず?世界各国で目にした記憶と実体験で彩られたアパートメント Vol.2

撮影:Masanori Kaneshita

ブルーのフロアに合わせたIKEAのステンレスキッチン。レンジフードやキッチンワゴンもステンレスで統一して。家具や照明、調理器具の色彩が際立つつくりに。
事例情報
所在地

東京都杉並区

物件種別

マンション

床面積

60㎡

建物竣工年

1972年

築年数

52年

リノベーション完了年

2022年3月

施工期間

6ヶ月(実施の施工期間は3ヶ月ほど)

設計

ルーヴィス・施主

施工

ルーヴィス

居住者構成

パートナーと二人

工事費

700万円

関連URL

https://www.r-toolbox.jp/stories/editorsboard/91603/

プロ情報
ルーヴィス

古い建物を活用し、既存のいい部分は活かしながら「懐かしい新しさ」に変化させるリノベーションを行っています。
toolboxでも初期からお世話になっている施工パートナーです。

※お住まいになりながらの改修工事はお受けできません。

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購入したのは築47年、60㎡の細かく空間が仕切られたマンション。「オープンな空間にしたい」と入居前の第1期・住みながらの第2期と3年に渡って自分たちで解体。そのままセルフリノベーション?と思いきや最後は独自のこだわりを分かってくれるプロの手に。そのプロセスも思考もユニークな、お二人の家づくりを取材してきました。