お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ

お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ Vol.3

撮影:中村晃

キッチンには、面材にラワンを使用した『木製システムキッチン』を採用。木目の表情が既存のパーケットフローリングとも馴染み、あたたかみのあるダイニングに。
お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ Vol.1

撮影:中村晃

和室が2室あった個室は、畳をラワン合板に張り替えモダンな雰囲気に。天井裏に貼られたシナ合板の色味が、存在感のある柱梁をより一層引き立てます。
お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ Vol.6

撮影:中村晃

ライトグレーの塩ビタイルと木の組み合わせが、やわらかい雰囲気をつくっているお手洗い。丸いフォルムが愛らしい『ミルクガラス照明』が似合っています。
お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ Vol.4

撮影:中村晃

廊下に設けられた花台やガラス棚の中にお気に入りの花瓶や絵を飾れば、自分だけの小さな展覧会も開けてしまうかも。同居人たちとお互いの趣味をシェアすることで、暮らしの中での交流が深まりそうです。
お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ Vol.5

撮影:中村晃

和洋折衷を感じられるお部屋の床材には『スクールパーケット』。既存の幾何学模様の入ったレトロな建具に合わせて、壁にはクラシカルな模様の壁紙を合わせています。
お手伝いさん5人が共に暮らす。昭和の趣も残しつつ、現代のスタイルと融合した戸建てリノベ Vol.2

撮影:中村晃

この家の個室を仕切るのは、壁ではなく襖。開いていれば一つの空間に、閉めればプライベート感が高まり、でもわずかに気配は伝わる。同居人それぞれのライフスタイルに合わせて空間と光を共有でき、同じ屋根の下で暮らす安心感を感じられます。
事例情報
所在地

東京都港区

物件種別

木造2階建

床面積

101.53㎡

リノベーション完了年

2023年

設計

note architects

施工

ルーヴィス

居住者構成

お手伝いさん5人

写真撮影

中村晃

関連URL

https://note-arch.com/works/housekeepers-house/

プロ情報
note architects

鎌松 亮が主宰する設計事務所。「環境的なもの」「社会的なもの」「お客様に関わるもの」建築における3つの大きな文脈を読み解き、本質を形にすることで、“その場所だからできる建築”の実現を目指しています。

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