小さな家だからこそ隅々まで楽しむ

小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.2

photo by Kenta Hasegawa

大きなロール紙が組み込まれたお絵描きコーナー。裏側はキッチン収納となっています。子供達の遊び場として、収納として、さらには部屋の間仕切りとして、いくつもの役割を兼ね備えた黒い箱は空間の使い方をより豊かにしてくれます。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.3

photo by Kenta Hasegawa

床にはサイザルカーペットが敷き詰められ、柱分の奥行きを活かした折りたたみ式のベンチや飾り棚も設置。階段をただの通路として使うのでなく、居場所としても有効活用しています。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.4

photo by Kenta Hasegawa

階段の途中にある、柱分の奥行きを活かした折りたたみ式のベンチ。ここで読書をしていると、通りかかった家族と自然と会話が生まれたり、そのまま語り合ったり、日常の中で自然と暮らしが交錯する居場所になっています。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.5

photo by Kenta Hasegawa

洗面台から洗面ボウル、水栓、タオル掛けまでブラックで統一。ワントーンでまとめられた洗面空間は設備感が緩和され、ひとつの家具のように部屋に馴染んでいますね。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.6

photo by Kenta Hasegawa

階段の裏側にあるコンパクトな洗面スペース。『ウェルラウンドシンク』は足元が開けているので広さを感じやすく、手洗いソープなどを置けるちょっとしたスペースもあるので、こういったコンパクトな洗面スペースにも相性良しです。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.7

photo by Kenta Hasegawa

天井は断熱材に塗装をしてそのまま見せた仕上げ。壁、床、天井のトーンはまとめつつも質感に変化をつけるだけで空間に表情が生まれています。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.8

photo by Kenta Hasegawa

階段を登りきった1畳ほどの屋根裏的空間はキッズスペースとして活用。床材をオークのフローリングに切り替えることで、壁で仕切らずともひとつの部屋として自然と意識が切り替わるような気がします。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.9

photo by Kenta Hasegawa

ペーパーホルダーをあえて縦向きに取り付けるというアイデア。プレーンな空間にいいアクセントになっています。
小さな家だからこそ隅々まで楽しむ Vol.1

photo by Kenta Hasegawa

玄関を入ってすぐにあるキッチンダイニング。家に帰ってくると必ずこの空間を通ってそれぞれの部屋に向かうようになっており、家族の和や絆といったものを自然と育めるような工夫が間取りに取り込まれています。
事例情報
所在地

東京都江東区

床面積

77.52㎡

リノベーション完了年

2022年

設計

note architects

施工

株式会社セットアップ

写真撮影

Kenta Hasegawa

関連URL

https://note-arch.com/works/house-in-morishita/

プロ情報
note architects

鎌松 亮が主宰する設計事務所。「環境的なもの」「社会的なもの」「お客様に関わるもの」建築における3つの大きな文脈を読み解き、本質を形にすることで、“その場所だからできる建築”の実現を目指しています。

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