街と繋がる、縁側のあるオフィス

街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.1

photo by Kenta Hasegawa

ガルバリウム鋼板と木の組み合わせが印象的な四角い建物。1Fは道路に面して大きく開いているので、ふとした時にも街の雰囲気を感じることができます。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.2

photo by Kenta Hasegawa

建物の中央の窓からは内部の屋根構造を通して反対側の空が見えます。街の風景が建物の一部としてうまく取り入れられています。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.3

photo by Kenta Hasegawa

道路側に大きく開かれたミーティングスペース。街の風景が自然と視界に入り込み、まるで屋外空間でミーティングをしているような開放感があります。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.4

photo by Kenta Hasegawa

スケルトン階段と障子で間仕切られたオフィススペース。抜けを活かした間仕切りを活用することで、コンパクトな空間でも開放感が生まれます。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.5

photo by Kenta Hasegawa

階段を囲っているのはホームセンターでもよく見かけるポリカーボネート。間仕切りとしての役目は果たしながらも、柔らかく抜ける光が空間を照らしてくれます。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.6

photo by Kenta Hasegawa

光が多く差し込むギャラリースペース。大きな開口部、砂利、モルタルで、まるで外に椅子をおいて日向ぼっこをしているような穏やかな時間が過ごせそうです。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.7

photo by Kenta Hasegawa

まるで外部が入り込んでいるかのように、モルタル→砂利→モルタルと繋がっています。中にいてもまるで外にいるような、ディテールからもこだわりが感じられます。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.8

photo by Kenta Hasegawa

窓は少なく、おこもり感がある集中しやすいワークスペース。しかし明るさはしっかりと確保。トップライトを設けたり、階段の蹴込み板を無くして上からも光を取り入れたり、柔らかい光が差し込みます。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.9

photo by Kenta Hasegawa

合板で作られた給湯スペース。一枚の板で作られたカウンターがなんとも言えない浮遊感を感じさせます。要素を減らしたスタイリッシュなフォルムは窓の向こうの風景も遮りません。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.10

photo by Kenta Hasegawa

クロームが輝くセパレート混合栓が壁面のアクセサリーのように埋め込まれています。要素を少なくコンパクトにまとめられている空間は、一つ一つのパーツが際立ち、引き立てあっています。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.11

photo by Kenta Hasegawa

時の流れを感じる梁や柱の重厚感とポリカーボネートや合板の軽やかさが、グレー塗装の落ち着いた雰囲気でうまくまとまっています。なんともグッドなバランス感。
街と繋がる、縁側のあるオフィス Vol.12

photo by Kenta Hasegawa

オフィスの正面には道路に面して作られた縁側が。ここでお散歩中のご近所さんとちょっと世間話、なんて関わり方も生まれそうです。
事例情報
所在地

東京都品川区

物件種別

木造地上二階建

リノベーション完了年

2022年

設計

note architects

施工

野村産興株式会社

写真撮影

Kenta Hasegawa

関連URL

https://note-arch.com/works/office_in_nakanobu/

プロ情報
note architects

鎌松 亮が主宰する設計事務所。「環境的なもの」「社会的なもの」「お客様に関わるもの」建築における3つの大きな文脈を読み解き、本質を形にすることで、“その場所だからできる建築”の実現を目指しています。

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戸建ての住宅をオフィスにリノベーションした事例です。地元密着型の施工会社のオフィスには街と繋がる工夫がいくつもありました。