五反田フラット/straight design lab
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木製の格子でベッドスペースを仕切ったワンルーム空間。木製の格子は元は引き戸で、施主の友人が家をリノベする際に不要になったものを利用したそう。
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壁はコンクリートの躯体現しを白くペイント。荒々しさを感じる凸凹はそのまま残し、シンプルな空間のアクセントにしています。
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天井を走るのは、使われなくなった暖房設備の配管。この配管や躯体現しのラフな雰囲気を生かすために、天井にはライティングレールを付けず、壁付け照明をメインに。
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板壁のように見える部分は収納の引き戸。戸の高さを天井近くまでにすることで、天井を高く感じられるようにしています。
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二丁掛けサイズのタイルを縦向きに貼っているのが新鮮。色は白でシンプルだけど、ひねりが効いています。
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奥に見える親子扉の先はサニタリー。磨りガラス入りなので圧迫感がなく、明かりが漏れるのもいいですね。
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造作ドアに取り付けたドアノブはアンティーク品。付属していた鍵は差しっぱなしにして、インテリアにしています。
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床仕上げに使ったのはフレキシブルボード。セメントと補強繊維をプレスした板材で、無機質な雰囲気がありながらその表情にはあたたかみも感じます。
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きっちりしたタイルとゴツゴツした躯体現し壁のコントラストが小気味よいサニタリー。タイル壁部分をふかして小物を置けるようにしています。
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浴室壁の仕上げは、水彩絵の具のような滲んだ色合いのタイル。バスタブは埋め込みタイプのものを、本来隠される脚をそのまま見せて使っています。
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実は浴室は、物の置き場に困りがちな場所。シャワーまわりには陶器製のラック、壁側にはステンレスバーを備え付けて、あらかじめ物の居場所をセッティング。
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露出にした電線管に、ポストカードや冊子を挟んでディスプレイするアイデアがユニーク。
事例情報
- 所在地
東京都品川区
- 物件種別
マンション
- 床面積
43.74㎡
- 建物竣工年
1971年
- リノベーション完了年
2021年4月
- 設計
straight design lab 東端桐子
- 施工
幹建設
- 居住者構成
単身
- 写真撮影
浜村菜月 Natsuki Hamamura
- 関連URL
プロ情報
straight design lab / ストレートデザインラボラトリー
東京で活動する一級建築士事務所。建築の設計・監理、戸建て住宅やマンションのリノベーション、店舗デザインを行っています。