toolbox倉庫から出荷されるフローリングの配送形態に「エリアチャーター便」が加わりました。まずは東京23区限定ではありますが、荷揚げや日時指定も可能で、大量に一度にお届けいたします。

今までできなかったの?とお思いの方もいるかもしれませんが、エリアチャーター便誕生の背景には、あの社会問題「配送クライシス」を発端とする、3年に及ぶ試行錯誤があったのです。

このコラムでは、サービス誕生までの裏側と実際の配送の様子、そして「エリアチャーター便」のご注文方法をご案内します。

ECの成長やそれに伴うサービスで貨物量が急増、ドライバー不足や物流業界の労働環境に伴う配送問題が囁かれ始めたのは2017年頃だったでしょうか。

そして2019年春、toolboxにもとうとう影響が……。

2019年春、大物配送クライシス勃発

当時から、倉庫出荷のフローリングは1件のご注文につき1日に出荷できる上限ケース数が限られていました。出荷できるのは1件につき1日に22ケース。商品にもよりますが、換算すると大体35〜40㎡弱(広めのワンルームくらい)しか1日で出荷できなかったのです。

親しいお取引先様にも「toolboxのフローリング使いたいけど配送が分割になっちゃうから採用しづらい」とのお声をいただいており、それを解決するためフローリング等の大物倉庫を移管して、これで上限撤廃できたー!と胸を撫で下ろした直後でした。

配送会社から「法人宛は22ケース、現場・個人宅宛13ケースくらいまで。配送日の指定も不可」と突然通告され、それまでより条件が更に悪くなってしまったのです。。

移転前の狭い原宿の会議室でスタッフ全員集まり、膝を突き合わせ対策を考えてはみたものの、1ケース15kgの商品を大量に運べる配送会社は見つからず、また配送会社の苦しい状況も十分に理解ができたため、 断腸の思いでしたが条件を呑むことに。

とは言え、toolboxの顔として黎明期から販売しているラスオークフローリングを筆頭に、オリジナルのフローリングのラインナップも大幅に増えたのに、ある程度のケース数になると分割納品になってしまって、かつ日時指定ができないってやっぱりデメリット。

通常のチャーター便はもちろん手配できるけど、日程の調整や費用のご案内までに時間がかかってしまうので、スピーディーな対応が難しくお急ぎのお客様には対応ができない。

スピーディーにお届け可能で、かつ一度にたくさんフローリングを運べる方法はないものか……と検討や交渉を重ねた結果、toolboxのフローリングを預けている倉庫さんからトラックを1台お借りすることに。

現時点では東京23区限定となりますが、1度に130ケースまでまとめてお届け、日時指定・荷揚げの対応が可能となりました!

こんなお客様におすすめです

・東京23区内へのお届けで個人・現場宛で14ケース、または法人宛で22ケース以上を1度に受け取りたい
・日時指定がしたい
・荷揚げの相談がしたい

目安としては、28ケース以上をご注文いただくと、エリアチャーター便の車上渡しの方がコストがかからず、日時指定が可能なのでおすすめです。

  • ご注文いただくケース数によっては通常配送の方が送料がお安くなる場合があります。
  • ケース数は少ないけど日時指定が必要なお客様や、荷揚げが必要なお客様はエリアチャーター便をご検討ください。

ご注文の流れ

  1. 対象になるフローリングとエリアチャーター便をカートに入れる。
  2. 注文を進める(通常送料入り、エリアチャーター便は別途見積もりになりますがそのままご注文を完了してください)。
  3. toolboxから金額修正した内容でご請求。その際、日程調整等追加のヒアリングがある場合は合わせてご案内します。
  4. 内容確認いただき、OKの場合は決済をお願いします。
  5. 出荷準備、配送情報をご案内。
  6. ご納品!

エリアチャーター便でフローリングを受け取ってみた!

ここからは、実際の納品の様子をご紹介!

・お届け場所:都内ショールーム兼オフィスのリノベーション現場
・お届け日時:2月某日午前10時
・お届け商品
スティルオークフローリング オーク180/オイル塗装 × 39ケース(約76㎡)
スティックフローリング オーク55/無塗装 × 56ケース(約86㎡)
計95ケース

・その他特記事項
駐車場なし、建物のすぐ横に駐車できるスペースあり(路駐)
荷揚げ有りのためドライバーさんと助手さんの2名体制

当日は9時50分頃にtoolboxスタッフが現場に到着。

既にトラックは到着していて、時間まで待機していました。

荷揚げ有りなので、ドライバーさんと助手の2名体制で、荷室の奥の方に積まれていたフローリングを手前の方に移動して降ろしやすくしていきます。

納品現場まではスロープで半地下に降りて行くため、荷揚げと言うより荷下げだなとちょっと思いましたが、ここでは引き続き荷揚げと表現します。。

1ケースずつ大切に運び、丁寧に指定場所に並べて行きます。

これをわっせわっせと95往復。
これをわっせわっせと95往復。
荷揚げしていただいている間にいろんなところを測りまくるtoolboxの山本。
荷揚げしていただいている間にいろんなところを測りまくるtoolboxの山本。

今回のトラックは2tワイドロングで、幅220×長さ(トラックヘッド込)640×高さ274cm。

アルミバン(荷室)の内寸が、幅207×奥行450×高さ171cm  道幅5.1mで、路駐してても2t車はすれ違うことができました。

10時ぴったりから搬入をスタートし、95ケース運び終わったのが10時50分頃。

1時間弱で納品完了です!

実際に荷受けをしてみて感じたこと

1.荷受けの連携をしておくとスムーズ
実は今回、現場にいた大工さんにフローリングの納品があることが伝わっておらず、納品場所の調整にちょっとバタバタしました。荷受け人の方、もしくは現場の方との事前調整は必須だなと痛感しました!

2.荷揚げ有りの場合、時間に余裕をみておくこと
今回はトラック〜納品場所までがさほど離れていなかったこと、エレベーター等の使用がなかったことから1時間弱で作業が終わりましたが、納品場所によっては追加で時間がかかる可能性があります。また路駐の場合、途中でトラックの移動が必要になったりすることも考えられますので、時間に余裕を持って準備していただくと安心です。

3.1度に受け取れるのって楽!
95ケースを現場納品の場合、通常配送だと1日1回が最大13〜14ケースまでの納品が上限なので、7日間に分けて車上渡しで荷受けをしていただくことになってしまいます。。それが1度で受け取れるのはやはり利便性が高いと感じました。

配送問題解決に向け、toolboxのチャレンジは今後も続く……

今後、特に大型商品の配送は今以上に厳しくなることが予測されます。

その時が来ても安定して商品をお届けできるように、これからも日々改善と挑戦を続けていきますので、見守っていただけたら嬉しく思います。

エリアチャーター便はまだトライアル運用中ということで現時点では東京23区限定になっていますが、「ちょっとエリアから外れてるけどエリアチャーター便を使いたい」というお客様がいましたら、ぜひご相談ください。また、これから対応エリアも広げてより利便性を高めていきたいと思っていますので、対応エリア外のお客様もご期待ください!

それでは、エリアチャーター便のご利用どしどしお待ちしております!