2つの天板を合わせて大きな正方形テーブルとして。

木の表情を組み上げる

オーダーメイドの新品なのに、どこか懐かしく、均一でない木目の表情同様、使う人の様々な思い出が刻みこまれていきそうなテーブルだと思いました。

今回ご紹介するのは、ナラ材の正方形のパネルを組み合わせたテーブル天板。

ナラ材(英名:オーク)は、どんぐりの木としても知られる広葉樹。硬い素材で、高級家具の材料としても使われます。

ゆっくりと長い時間かけて育ったおおらかな木目を持つナラ材。本来、パーケットフローリング用の約30cm角の正方形のパネルをタテヨコ90度ずつ交互に組み重ね、加工したのがこの天板です。

家具職人さんのすばらしい精度によって組み上げているので、表面はフラット。パソコン作業用のデスクとしても十分使用可能です。

20mmの縁は天板表面から4mm立ち上がっています。

テーブルは、天板の表面積が大きく、お部屋のインテリアに与える影響大な家具。お値段もそれこそピンキリです。とくに大きいサイズは、家族の成長とともに「一生もの」として買われるものだと思います。

冒頭にも書きましたが、何風とはっきり言いがたいこの風合い。だからこそ、レトロ調はもちろん、オリエンタルなテキスタイルと組み合わせたり、アイアン系の脚と合わせたりと、色々なテイストにうまくなじむと思います。これも、まさにこの木の表情がもつおおらかさゆえかと。

ワークスペースのテーブルとして活用している事例。(こちらは特注サイズになります)

色とサイズをオーダーできます

色は、クリア仕上げと、ステインオイルでブラウンに仕上げた2種類。

約30cm角の正方形のパネルを好きな枚数で組み合わせ、縁を回してテーブルとして仕上げます。最低サイズ2×1枚(W646xD343mm)から、最大で6×3枚(W1853xD949mm)まで組み合わせてオーダーいただけます。小さいサイズでもずっしり重みがあり、頼りになります。

今回、商品を撮影させていただいたこのテーブルの持ち主のお宅では、正方形4×2枚を組み合わせた天板を2つ並べて大きな正方形のローテーブルとして使っています。

あえて脚を固定せず、サイズも集まる人数によって臨機応変に……と考え、脚はワインケースで代用。リノベーションした広いリビングの中心に置かれたこのテーブルを囲んで、毎週末、友人を呼んでの美味しい手料理と楽しい時間を過ごされているそうです。

ローテーブルとして。脚はワイン箱を利用した例。

2枚分の奥行きは約65cmと、ワークデスクとして使いやすいサイズ。

脚は付属しません。好きなテーブル脚を組み合わせて、オリジナルのテーブルを仕立ててみてはいかがでしょう。

4×2サイズを、窓際においてワークデスクに。

開発パートナー:渡辺陽(製作)+笹本直裕(デザイン)

パーケットテーブル天板の全2商品

担当:来生

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