凹凸の白を楽しむ
海外のショップにありそうな、白レンガの壁。風化したレンガを白ペンキで塗りつぶしたような、そんな風合いを手頃に取り入れやすいようにと作られたのが、このブリックタイル。
本物のレンガのような風合いの秘密は、約14mmという厚さ。この厚みが表層だけではない、奥深い味わいを生んでいます。
タイルの表面は一枚ごとにデコボコ加減が異なり、ざらっとした表情です。
インテリアに合わせやすい白でいて、存在感のある壁をつくり出せるのがブリックタイルの魅力。
足場板の古材や古家具といった主張のあるアイテムは、普通の白いクロスの家では浮いてしまいがち。このブリックタイルと合わせることで、壁に奥行きが生まれ、家具たちを引き立てます。出来た瞬間から、ずっとこうであったかのような、時間の流れを感じさせる。そんな存在感なのです。
店舗はもちろん、住宅でもレザーのソファーやヴィンテージ家具など、素材感のあるインテリアがお好きな方には、ぜひ検討いただきたい壁材です。
昼間だけでなく、夜の表情にもご注目を。ダウンライトで壁面が照らされ、ブリックタイルの影が浮き上がり、ぐっと大人な雰囲気に。このように凹凸がある壁は、照明計画を工夫することでより印象的な空間をつくり出せます。
機能面もおさえてます
マットな風合いですが、表面に吸水防止剤が塗布してありますので、水回りでもお使いいただけます。ただし、平らなタイルに比べれば拭きとりづらいので、コンロまわりなど油飛びがするところではあまりおすすめしません。ご注意下さい。
白いブリックタイル、類似品によっては、触ると表面の白い粉がつくことがあるのですが、こちらの商品は粉落ちの心配もありません。ちなみに、凹凸があるので、埃が積もりやすそうな印象ですが、思ったほど気にならないとのユーザーさんの声も。
目地でも印象が変わります
タイルの面白みのひとつですが、同じタイルでも、目地の色によって、表情が異なります。
本来のレンガを全面白ペンキで塗りつぶした感じをお求めなら、やはり白目地。黒はコントラストが強くかなりパキっとした印象に。
グレーはその中間。目地の汚れなどは目立ちにくいので水廻りなどでメンテナンスの心配がある方は安心。
DIYはカットに注意!
DIYでの施工をお考えの方は、How to make記事を合わせてご覧下さい。
貼ること自体は簡単でも、端や隅などのサイズ合わせでカットするのがとっても大変な商品です。電動カッターを用意しておくことをおすすめします。